ご相談者様からの質問によくこんな質問があります。
遺言書とエンディングノートは何が違うんですか?
エンディングノートって、遺言書の簡易版ですか?
いいえ、全く違います。
結論から言うと
遺言書とエンディングノートは全く別物です。
<遺言書>
- 民法で厳格に定められた様式で自署が基本
- 遺言書に書かれた内容は、法定相続より優先される
- 主に、財産分割の指定が目的
- 遺言者の死後、効力が発生する
<エンディングノート>
- 法的な効果はないが、病気の告知や延命措置など、生前の希望を書いておける
- 書き方・内容は自由
- 何度でも簡単に書き直しできる
- 自分のために書く目的が多く、その後の生き方に影響する
おひとりさまはどちらを書くべきか?
まずは、エンディングノートを書きましょう。
なぜなら、エンディングノートは、あなたが死んでからの事よりも、
あなたがこれからどう生きるか?を書いていくものだからです。
自分らしく生きるために、これからの事、自分の希望を書いていきましょう。
その上で、以下の事を希望する方は、遺言書を書くことを検討しましょう。
- 自分の遺産を相続させたくない親族がいる
- 特定の相続人に遺産を相続させたい
- 自分の遺産を寄付したいと思っている
- 自分の遺産でペットの世話を頼みたい
これらのことは遺言書を書く事で叶えられます。
遺言書の書いてこれらの事を叶えたい方は、専門家に相談しましょう。
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